
高麗人参は、古来、滋養・強壮・疲労の回復などによいとされ重宝されてきました。
高麗人参を収穫後に水洗いし、重要成分ニンジンサポニン(ジンセノサイド)が多く含まれている皮ごと蒸して、水分が14%以下になるまで乾燥させたものを、「紅参(こうじん)」といいます。
サポニンの薬理効果はとても多く、身体を若々しく健康に保つためには必要不可欠です。
ただし、このサポニンは、多糖体で囲まれていて、そのままでは消化吸収されず、腸内の特定微生物によって分解されて消化吸収されます。腸内にサポニン分解微生物がなければ消化吸収されない、ということです。
「韓国人の37.5%はサポニン吸収が不十分・不可能」という結果もあります(Ham et al., 2004 Annual meeting and international symposium, The Korean society oh food science and nutrition) 。
この紅参を乳酸菌で発酵させることで、体に吸収しやすいサポニンに変わります。これが発酵紅参です。
発酵紅参は、還元型コエンザイムQ10と合わせて服用することで、より代謝が高まり細胞の衰えを防ぐことが期待されます。
ライフ・クオリティ研究所では、還元型コエンザイムQ10に発酵紅参エキス末を配合した食品を作りました。
コメントをお書きください