心臓のポンプ機能と心身の不調

最近、こんなことが気になりませんか？

• ちょっとした動作でも、息切れしやすい
• 立ちくらみがよくある
• 体がむくみやすい
• 就寝中に頻繁にトイレに行きたくなる
• 血圧が安定しにくい
• 疲れやすい
• コレステロールが不安
• よくお酒を飲む
• 年齢が40歳以上だ

病気というほどではないけれど、なんだか最近体調が気になるという方は、心臓を元気な状態に保っておくことが大切です。

心臓は片時も休まず、1日10万回以上も収縮と弛緩を繰り返し、全身に血液を送り込むポンプの役割を果たしていいます。このとき、主要な働きをするのが心筋です。

心筋の作業には常に大量のエネルギーが必要になります。心筋がエネルギー不足になると、全身に送り出す血液の量も少なくなり、心臓は少しでも多くの血液を送りだそうとします。その結果、上記のような不調につながることがあるのです。

参考文献：『本当は怖い『低血圧」』永田勝太郎, 2016年