
私たちの体を病気から守り、かかってしまった病気を体自身が治していく、自然治癒力の中心的な働きをしているのが、体に備わった免疫システムです。
免疫は体外から侵入する細菌・ウィルスなどの外敵や、日々体内に発生する有害な細胞を攻撃し、健康の維持のために働いています。
ところが、現在のようなストレスの多い社会では、不規則な生活や、体に有害な喫煙、無理なダイエットなどを重ねていると、大事な免疫力が低下してくることになります。
すると、風邪や感染症にかかりやすくなり、かかってしまった病気を治癒させる力が弱まってしまいます。
低下してしまった免疫力をよみがえらせるには、規則正しい生活、適度な運動、充分な休息、バランスのよい食生活などが必要です。
また、免疫の中心的な場所でもある腸内が、便秘で異常発酵などを起こしていると、腸内細菌のバランスも乱れ、やはり免疫システムがしっかり働きません。
ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食品を摂り、腸内細菌のバランスを整えると、腸内環境が改善されて免疫の活性につながります。
これに加えて、免疫細胞の増殖や免疫物質の生産に必要となる、アミノ酸・タンパク質を充分に摂ることも大切です。
毎日の食事をとおして肉類、魚類、卵、豆類など、良質なタンパク質をしっかり摂るようにしましょう。
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