本書の内容（出版社より）

 
生涯元気なカラダをつくりたい！細胞レベルで生命のエネルギーを創る今、話題の活力の素、老化予防の健康食品、その基礎的知識と具体的使用法を説明。話題の活力の素、老化予防の健康食品であるコエンザイムＱ１０。

そのサプリメントとしての特徴や基礎的知識、具体的な使用法についてをＱ＆Ａ方式で述べる。２００３年刊の改訂版。

 

目次

はじめに

 

第１章　若返りのサプリメント「コエンザイムＱ１０」

〇ヒトの老化はなぜ起こるの？

　盛んになってきた老化予防の研究／さまざまな「老化の原因」説

〇コエンザイムＱ１０の減少も老化の原因

　不足は体内の活性酸素を増加させる

〇体内でエネルギー産生の効率を高める

ミトコンドリア内部での重要な働き

〇活性酸素を無害化し、体内の酸化を防ぐ

　増えすぎると有害な活性酸素／ビタミンＥを助けるコエンザイムＱ１０

〇不足は体調不良＋病気を招く

　臓器や血液中には充分なコエンザイムＱ１０が欠かせない

〇減少の原因は「加齢・ストレス・病気」

　ほとんどの人はコエンザイムＱ１０が不足している

〇なかなか難しい食品からの摂取

　食事からの摂取量は平均6.5mg

〇健康維持には１日約60mg～100mgの摂取を

　もっとも一般的なのは脂溶性のソフトカプセル

〇副作用が少なく、安全性が高い

　脂溶性のものは空腹時には服用しないこと

〇日本では心臓病の薬として開発スタート

　コエンザイムＱ10が発見されたのは１９５０年代初頭

 

第２章　コエンザイムＱ１０は、ここに効く！

〇肌が美しく若返る

　つねに生まれ変わる肌／肌を老化させる加齢と活性酸素／美肌がよみがえる

〇代謝を高めてダイエット効果を得る

　健康的にやせる脂肪燃焼ダイエット／基礎代謝が高い人は太りにくい／コエンザイムＱ１０で太りにくい体質に

〇足のむくみを解消し、美しい足を保つ

　むくみはなぜ起こる？／コエンザイムＱ１０でむくみ解消

〇冷え性・低血圧の改善

　冷えは万病のもと／低血圧には種類がある／血行を改善するコエンザイムＱ１０

〇自律神経を整える

　自律神経とは？／女性に多い自律神経失調症／更年期の症状をやわらげるコエンザイムＱ１０

〇疲労回復・体力アップ

　肉体疲労とストレスの解消／アスリートにも最適

〇心臓の機能を強化する

　もともとはうっ血性心不全の治療薬／心臓の働きが活発になる／心機能低下度セルフチェック

〇老化の速度を緩める

　老化を促進する活性酸素／コエンザイムＱ１０の抗老化作用／抜け毛や白髪も改善

〇歯周病を防いで口元をキレイに

　４０歳以上では９０％の人が歯周病／歯ぐきの炎症を改善する効果も

〇免疫力をアップする

　免疫力が低下する現代人／免疫力を高めるためには？／加齢による免疫低下の予防

〇がんを予防する

　免疫機能が低下すると発がんリスクが高くなる／免疫細胞を活性化する／抗がん剤の副作用にも有効

 

コラム: ミトコンドリアの不思議

 

第３章　もっと知りたい「コエンザイムＱ１０」

〇全人的医療という考え方

　コエンザイムＱ１０の医学的な位置づけ／「人間」を見落とした西洋医学／「心身医学」から「全人的医療へ

〇補剤としてのコエンザイムＱ１０

　「補法(ほほう)」と「瀉法(しゃほう)」の違い

〇全人的医療に欠かせない補剤

　病気の３つのステージ

〇コエンザイムＱ１０のさまざまな働き

　コエンザイムＱ１０の機能／ステージ１・機能的病態でのコエンザイムＱ１０の利用法／ステージ２・器質的病態でのコエンザイムＱ１０の利用法／ステージ３・致死的病態でのコエンザイムＱ１０の利用法

 

第４章　コエンザイムＱ１０で病気が治った！

〇見えない病気「低血圧」が改善した！

　いつもとれない疲労／ショックを受けたある産婦人科医の一言／低血圧の疑いが…／低血圧の本態とは？／心拍出量の低下による起立性低血圧と判明／コエンザイムＱ１０を試みる／めでたく結婚にゴールイン／立派な子宝にも恵まれた／起立性低血圧とコエンザイムＱ１０

〇全人的医療に欠かせない補剤

　病気の３つのステージ

〇コエンザイムＱ１０のさまざまな働き

　コエンザイムＱ１０の機能／ステージ

 

おわりに